指揮者

CONDUCTOR

田中 健 KEN TANAKA

 1977年東京都出身。青山学院大学文学部教育学科卒業。大学在学中より音楽教育及び宗教音楽について岡井 晃氏の指導のもと研鑽を積む。
 指揮法を横島勝人、清水宏之の各氏、クラリネットを加藤明久、高橋邦之の各氏に師事。宮城教育大学で開催された指揮者講習会において、パスカル・ヴェロ氏(仙台フィルハーモニー管弦楽団 常任指揮者)より直接指導を受ける。
 2019年には、首都圏の大学に所属する120名以上の4年生が「学生時代の集大成として、大学ごとの枠組みを超えて共に新しい音楽を創造する」と云った理念のもと組織されたリアンフィルハーモニーオーケストラ2019の指揮者として招聘され、ショスタコーヴィチ:交響曲第7番「レニングラード」をはじめとする大編成のプログラムを成功に導いた。
 地域における文化振興への取組みとしては、2018年及び2022年に地域の子供から大人までを対象としたポピュラーコンサートの指揮者として宮前フィルハーモニー交響楽団との共演や、2019年及び2021年には「音楽の街 あさお」を掲げる川崎市麻生区で開催された「麻生音楽祭」で麻生フィルハーモニー管弦楽団と共演する他、多くの市民オーケストラとの共演も重ねている
 2020年にはアンドリュー・ロイド=ウェバーにより作曲されたミュージカル『ホイッスル・ダウン・ザ・ウインド 〜汚れなき瞳〜』(東宝)の指揮者として公演に携わる。
 現在、オーケストラギフト、METT管弦楽団、獨協大学管弦楽団において指揮者として活動する他、宮前フィルハーモニー交響楽団、麻生フィルハーモニー管弦楽団、江東シティオーケストラ、八王子フィルハーモニー管弦楽団、日野市民オーケストラ、横浜シティ・フィルハーモニック、横浜シティ・シンフォニエッタ、法政大学交響楽団100周年記念オーケストラ等、首都圏を中心に客演指揮者及びトレーナーを務めている。